今回、初出演させて頂く事になった劇団古田工務店の古田でございます。

私共の劇団は、チーム半月さんの旗揚げから何かとゆかりが有るのですが、
こうして幕引きに役者としてお声掛け頂きまして、嬉しい限りです。

今日は迫力満点の終盤シーンを中心に稽古が行われました。
演出の市川守先生は、
膨大な数の出演者の立ち位置や動きを細かく丁寧に指示してていきます。
一人であれだけ細かく見られるという事は、
きっと千里眼を持っているのでしょう。

また、役者一人一人の意見をきちんと聞いて的確なアドバイスを放ちます。
一人であれだけの声に耳を傾けられるという事は、
きっと聖徳太子の生まれ変わりなのでしょう。

たくさんの若人が集まれば、時に盛り上がり過ぎてしまうのも世の常。
そんな時はオール巨人師匠のようにバシッと場を引き締めます。
楽しく暖かい稽古場の空気を作りつつ、
最後に悔いを残さぬように全精力を注ぎ込みたい。という情熱が伝わる一幕です。

劇団員ほぼ総出演。更に様々な劇団からの客演が華を添え、
総勢25名の大所帯が笑いあり涙ありの壮大な最終公演を皆様にお届けします。

「あの半月に向かって走れ！」が観られるのはヴィータだけ。
どうかお見逃し無いよう、宜しくお願い致します。